2016年度英検2級全問題集4072

54ページを開いてください。「The business of giving」というタイトルです。(30)の選択肢を見るとプラスとマイナスが混在していますね。解きやすい問題だと思います。③「average」は解答にはなりにくいと思います。プラスとマイナスを明確にしないからですね。でも分からないですよ。

(30)のナットは収益にも関心があるのだが同時に慈善事業にも興味がある。そして彼がある企業に与えたアドバイスが□□□□だった。ということですね。ここはあとを読むとプラスだとわかります。ビジネスが終わることなく続いていくわけですからね。よって正解は①「usefu「役立つ」でよろしいかと思います。プラスマイナスを使うと解くスピードが速いですね。
(31)は直後が「慈善事業を必要としている」とあります。そして(31)の直前は「政府が撤退している」イメージがあります。ですから「政府の撤退」が原因ですね。そして「慈善事業の必要性」が結果なんです。ここには原因と結果の関係があります。よって正解は③「for this reason」「この理由で」でよろしいかと思います。因果関係も解きやすい問題だと考えます。原因と理由が明確に分かることが大切ですね。
(32)は本来であれば「設立される」が最適なんですけどね。強いて言えば「関わる」や「関係する」などが近い単語なんで①を正解にしてよろしいかと思います。②「取って代わる」は意味が変わってきますね。③のマイナスイメージはありません。④だとボランティアにならないですよね。消去法でも①が選べるかと考えます。
(33)はプラスしかありえません。元囚人だった人が就職している数が大幅に増えているからです。それは大きな成功と言えます。ですから③「effective」「効果的な」が正解になりますね。①と④はマイナスなので文脈に合致しません。②は人間の性格なのでここは論外ですね。消去法でも③が選べるかと考えます。

プラスマイナスを使うとスピードも早くなると同時に全文を読まなくても良いという省エネにも繋がります。とにかく時間との戦いですので1分や2分が大きく差を広げることとなります。とりあえずのんびりと問題を解いていく時間的な余裕はないので大急ぎでメモを取ルことが大切です。そして全文全体を読む必要がないくらいに日本語での予備知識も欲しいですね。