それでは 26頁を開いてください。タイトルは「Industrial Strength」というものです。「工業の強み」というよなことを推測したいですね。

(41)は市民戦争の頃にアメリカであったことは何か?という設問になっています。第1段落の4行目から「工業は農業よりも重要になった」とあります。ここを正解のヒントにしたいですね。①「工場での手に入る仕事がストップした」」とあります。しかしこれは市民戦争の頃ではありません。②「工業化後と専門家に呼ばれ始めた」も市民戦争の頃とは違いますね。④「サービス業が最重要となった」という最上級は本文には出てきません。よって消去法で②を選ぶこととなります。
(42)は「アメリカでの賃金アップはどうだったのか?」という設問です。これはマイナスイメージなのでプラスの選択肢を消せば正解は見つかります。①「労働者はパソコンを買う余裕ができた」というプラスイメージは消します。②「給料が払えないので店が閉まった」とまでは書かれていません。④「労働者の代わりをする科学技術が発達した」とは書いてありますが給料アップとは直に関係がありませんね。よってここは③を消去法で正解としたいですね。
(43)は「服の産業がアメリカに戻ってきた理由は何か?」というものです。②「たとえ値段が高くても製品の品質が良い」は書かれていません。③「アジア製品はアメリカ人の性質にマッチしない」とも書かれていません。④「東南アジアの労働者はひどい扱いを受けている」とも書かれていません。よってここも消去法で①を正解にしたいですね。
(44)は「アメリカで再出店を試みる店がトラブルを抱える理由は何か?」という設問ですね。②「訓練プログラムを昨日させるのにお金がかかる」は書かれていませんね。③「経済力が弱いので税金を上げる必要がある」とも書かれていませんね。④「外国にある設備を戻さなくてはいけない」とも書かれていませんね。よってここも消去法で①を正解としたいですね。
(45)はまとめの問題です。最終段落に正解となるヒントは多いですね。必ずとは限りませんけどね。②の「〜だけではなくて〜もまた」という表現は正解になりやすいんです。部分的な表現ではないからですね。ですからここは①③④を消してみたいと考えています。①「アジアの河野状の仕事は激しく減少すると予測されている」は書かれていませんね。③「no at all」は言い過ぎで消しましょう。④「開発途上国の賃金はアメリカを上回るだろう」というのは常識でありえませんね。やはりここも消去法で②を正解としたいですね。

英検はやはり消去法が物を言いますね。時間はかかるかもしれません。しかし本文に書かれていない選択肢が多いと思います。本文の単語が使われていて正解に見える単語は多いですけどね。それに惑わされない正解の見つけ方が消去法ですね。センターテストなどはプラスマイナスを使う消去法が効果的なんですけどね。英検はプラスマイナスを使わない消去法が効果的なんですね。この問題を解いてみてよく分かりましたね。

2016年度英検2級全問題集4072

54ページを開いてください。「The business of giving」というタイトルです。(30)の選択肢を見るとプラスとマイナスが混在していますね。解きやすい問題だと思います。③「average」は解答にはなりにくいと思います。プラスとマイナスを明確にしないからですね。でも分からないですよ。

(30)のナットは収益にも関心があるのだが同時に慈善事業にも興味がある。そして彼がある企業に与えたアドバイスが□□□□だった。ということですね。ここはあとを読むとプラスだとわかります。ビジネスが終わることなく続いていくわけですからね。よって正解は①「usefu「役立つ」でよろしいかと思います。プラスマイナスを使うと解くスピードが速いですね。
(31)は直後が「慈善事業を必要としている」とあります。そして(31)の直前は「政府が撤退している」イメージがあります。ですから「政府の撤退」が原因ですね。そして「慈善事業の必要性」が結果なんです。ここには原因と結果の関係があります。よって正解は③「for this reason」「この理由で」でよろしいかと思います。因果関係も解きやすい問題だと考えます。原因と理由が明確に分かることが大切ですね。
(32)は本来であれば「設立される」が最適なんですけどね。強いて言えば「関わる」や「関係する」などが近い単語なんで①を正解にしてよろしいかと思います。②「取って代わる」は意味が変わってきますね。③のマイナスイメージはありません。④だとボランティアにならないですよね。消去法でも①が選べるかと考えます。
(33)はプラスしかありえません。元囚人だった人が就職している数が大幅に増えているからです。それは大きな成功と言えます。ですから③「effective」「効果的な」が正解になりますね。①と④はマイナスなので文脈に合致しません。②は人間の性格なのでここは論外ですね。消去法でも③が選べるかと考えます。

プラスマイナスを使うとスピードも早くなると同時に全文を読まなくても良いという省エネにも繋がります。とにかく時間との戦いですので1分や2分が大きく差を広げることとなります。とりあえずのんびりと問題を解いていく時間的な余裕はないので大急ぎでメモを取ルことが大切です。そして全文全体を読む必要がないくらいに日本語での予備知識も欲しいですね。